「毅然と生きた日本人像」をテーマに幅広い分野で著作と言論活動を展開中の門田先生。
門田 隆将(かどた りゅうしょう)講師のプロフィール
[ ノンフィクション作家/ジャーナリスト]
1958年高知県安芸市生まれ。
土佐高校、中央大学法学部政治学科卒業後、新潮社に入社。
週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。
現在 ジャーナリスト、ノンフィクション作家。
読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演中。「DHCテレビ」「虎ノ門ニュース」「言論テレビ」などネット番組にも頻繁に出演し、言論活動を展開中。
※週刊新潮時代は、特集班デスクとして18年間にわたって政治、経済、歴史、司法、事件、スポーツなど、さまざまな分野で800本近い特集記事を執筆した。
独立後は、「毅然と生きた日本人像」をテーマに幅広い分野で著作を発表。
【受賞】 2006年 第16回ミズノスポーツライター賞 優秀賞『甲子園への遺言』
2010年 第19回山本七平賞 優秀賞『この命、義に捧ぐ 陸軍中将根本博の奇跡』
【近著、主著】
『狼の牙を折れ~史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部』(小学館)24/08
『消えゆくメディアの「歴史と犯罪」』 井沢元彦【共著】(ビジネス社)23/12
『尖閣1945』 (産經新聞出版)23/11
『甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯』(講談社文庫)、
『なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日』(新潮文庫)、
『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)、
『太平洋戦争 最後の証言』シリーズ(小学館)、
『奇跡の歌―戦争と望郷とペギー葉山』(小学館)、
『オウム死刑囚 魂の遍歴』(PHP研究所)、
『疫病2020』(産経新聞出版)
【この間の主な演題例】
「原発事故と日本人」
「福島第一原発事故は日本人に何を問いかけたのか」
「太平洋戦争 最後の証言〜真実の戦場とは〜」
「大正世代が現代日本に遺したもの」
「台湾を救った陸軍中将・根本博の生き方」
「マニュアルなき事態に指揮官はどうあるべきか 〜陸軍中将根本博の場合〜」
「歴史に学ぶ〜日本人の生きざまとは〜」
「光市母子殺害裁判が問いかけたもの」
「光市母子殺害裁判と裁判員制度」
「裁判員制度はなぜ必要なのか」
「日本人が“毅然として”あるために」
「名選手を育てた『フルスイング』人生〜伝説の打撃コーチが遺したもの〜」
「伝説の打撃コーチ・高畠導宏の人の育て方」
「新聞・雑誌ジャーナリズムの舞台裏」 等
黒川伊保子講師の著書
『人間のトリセツ~人工知能への手紙』 ちくま新書 (筑摩書房)19/12
の中の第3章は、「人工知能にもジェンダー問題がある」。
そのまとめが AIジェンダー3ヶ条
1.AIに女性を彷彿させる声やビジュアルを持たせる場合には、プロセス指向共感型機能
の搭載を配慮すること。
2.AIに女性を彷彿させる声やビジュアルを持たせる場合には、一般的なセクハラの制約
を守る事(極端に甘えた声、極端な巨乳など性的な想念を誘う表現を避ける事
3.人の言うことに逆らわない奴隷型のAIには性を与えないこと
これらに準拠したことを保障するマークをつけ女性AIが、のびやかに活躍する日が来る
ことを心から願って (p162~163)
黒川先生のAI研究の中では、「語感の数値化」は大きな研究テーマ。
どれもYesの意味の「はい」「ええ」「そう」は何が違うのか。これは使い方ひとつで
「切り口上の女」にも「たおやかな美女」にも「ふざけた女」にもなり得る。
(p80)
語感は「無意識の領域」で感じるもの。日頃はほぼ顕在化されない。意味的に間違っている
ことは叱ってもらえる。感性的な間違いは叱ってもらえずに「センスがない」と断じられて
しまう。言語学の大家でさえ、「そこには何もない」と言い切る。人間の感性領域は他人が
口出しできないが、人工知能は違う。
どんなシーンでこんなことばを使うと、人はどんな風に心を動かされるのか。その類型を知り
コントロールできるまでに精度を上げるには、やはり膨大なデータが要る。
人の脳の感性の周期56年、感性周期の場所により、大衆全体の語感の好みと使用傾向が大きく
違う。言葉使いが明らかに違う。ある時は甘くべたついた言葉を好み、ある時はクールで凛々
しいことばを好む。このブレを吸収するには56年感性周期×2周近く見つめる必要がある
(感性特性のワンブロックは14年)
(p78~88)
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