
正木 明 氏 (まさき あきら)
[気象予報士/防災士]
20歳で『波乗り』というスポーツに出会い、波がいつ、どこに立つのかを知りたくて、『気象』の勉強を始め、現在の仕事に就いたきっかけとなる。以来、サーフィンの魅力の虜となり、今ではライフスタイルとして大きな意味を持つ。お天気キャスター歴も20年を超え、2006 年度「好きなお天気キャスター気象予報士ランキング」(オリコン調べ)では、全国区のキャスターが並ぶ中、堂々の9位を獲得。以来連続のトップ10入りの人気を誇り、「関西の朝の顔」としてお茶の間に定着している。日々の天気の移り変わりの中で、特に最近の急激な気候変化に対して、何か出来る事はないかと、常に模索中。
【経歴】
1961年 兵庫県尼崎市に生まれ、2歳の時に父親の転勤で神奈川県鎌倉市に転居
1985年 早稲田大学理工学部機械工学科卒業
1986年 (株)ウエザーニューズ入社
1990年 朝日放送の朝のワイド番組にて天気予報を担当(~現在)
1994年 気象予報士試験合格
1999年 (株)ウェザーニューズ退社
2011年 防災士取得
2019年オフィシャルサイト『正木明のSurvivalLabo』開設
2022年 気候変動に関する出張授業プロジェクト『地球ラボ』を始める
2024年 『気候危機に関する気象キャスター気象予報士による共同声明』記者会見を行う
同年、共同声明に賛同の気象キャスターでチームWFCC(Weather Forecasters againstthe Climate Crisis)を結成。出演番組で日常の天気予報に“温暖化指数”を表示する事をレギュラー化。

<正木明講師の講演会>
正木明氏の講演会には、長年気象予報士としてお茶の間に分かりやすくお届けしてきた「気象情報、防災情報の有効な使い方(防災、人権の観点から)」が根底にあります。
日本の天気予報の歴史は、明治時代に遡り、テレビの天気予報はテレビ放送が始まった1953年から始まっています。天気予報は今や日常生活に欠くことの出来ない存在ですが、では天気マークや数字が何を意味しているのか、また新しい予報は何時に発表されるのかご存知でしょうか?
地球温暖化が止まらず気候変動は今や気候危機と呼ばれる中、災害をもたらす異常気象はこれからますます頻発すると予測されています。また、たとえ予報ができても、やはり災害は起きる。では、災害に遭ってしまった時の心構えと正しい行動に関する知識は大丈夫でしょうか?
天気予報が生活情報から「命」を守る情報へとなりつつある時代。改めて気象情報をしっかりと受け取って有効に使っていただきたい。そんな思いから話をさせていただいてます、と。
気候危機の問題については,、氏は以下のように語っています。
地球温暖化をはじめとする、人為的要因による気候変動。いまや、様々な方面から対応策を講じ、早急に行動していかなければ、人類は絶滅するとまで言われています。それには、目先の利益追求に気を取られているのではなく、広い視野を持ち、客観的に物事を捉えていくことが大事だと考えます。
世代を超えて、いやむしろ今の大人たちが保身に走ることなく、様々な意見に素直な気持ちで耳を傾ける必要があるでしょう。さらに地球のクールダウンを目指しながらも、現実にはすでに気候変動が様々な場所に異常気象をもたらしており、これらの対応も喫緊に課題です。
今までのものの考え方に囚われず、大きな二つの対策を同時に進めていく以外に、次世代に良い環境を残す術はないと考えます。そのために、私たちは何をすべきなのか?普段の生活の中にある気候変動に立ち向かうためのヒントをお示ししたいと思います、と。
㈱経発、担当・大森までご連絡ください。
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