装丁(46・並)

ジェイソン・モーガン(Jason Morgan) 先生の著書
『アメリカはなぜ日本を見下すのか? ~間違いだらけの「対日歴史観」を正す』
         ワニブックス〈plus〉新書(ワニブックス〉16/09

「日本について学べば学ぶほど、『アメリカの見方がおかしい』と思うようになった」著者。
なぜ日本だけが謝罪を求められるのか?先の大戦において、米航空母艦の乗組員であった
祖父から「国の為に自分の命を捧げる日本の特攻隊員の潔さ」を教えられたのをきっかけに日本研究の道を志した気鋭のアメリカ人歴史学者が、偏見に満ちた「対日歴史観」を正す!
米国の「大嘘」を喝破!日本が新しい一歩を踏み出すための必読書。

敗戦後、奇跡的ともいえる経済発展を遂げ、アメリカの占領から解放されて半世紀以上たつのに、米の日本に対する高圧的な態度は止むことがない。アメリカの政治、学会、メディアが、人種差別的、進歩主義的なリベラル陣営に支配されているからだ。

そのルーツを辿ると、アメリカの歴史そのものにも原因がある(第1章)、さらにその歴史の綴り方=アメリカの歴史学会の在り方にも大きな問題がある(第2章)。
日本人自身が戦後教育によって自虐的歴史観を刷り込まれてしまった、ということも否め
ない。しかしその状況を作ったのはアメリカだ。

著者が行きついた結論は、アメリカのみならず世界が抱く誤った対日歴史観を早急に再検討する必要があるということだ。そのためには政府任せではなく、国境を超えたアンチ・
リベラルの連帯が重要(第3・第4章)であることを説いたのが本書。

『アメリカはなぜ日本を見下すのか? ~間違いだらけの「対日歴史観」を正す』の構成
はじめに

序章 私が日本研究を始めた理由―先の大戦で戦った祖父から学んだ日本人の精神
  (日本人女性を通して垣間見た「日本」;祖父たちが勝ち取ったもの;原爆投下は正 義だったのか;仕組まれた真珠湾攻撃;リベラル派に傾倒し始めた高校、大学時代;
   反米、半日の教授陣に支配されたアメリカの大学ほか)

第1章なぜアメリカは日本を見下すのか?―「誤った対日歴史観」が生まれた背景
  (アメリカはプロテスタントの国;寛容な宗教だったキリスト教;アメリカ建国の
   ルーツ、清教徒の誕生;奴隷解放は口実にすぎなかった南北戦争:日本に対する
   洗脳計画、WGIP ほか)

第2章反日思想に染まったアメリカの歴史学会―日本研究を通してわかった学会の真実
  (清教徒的歴史解釈に洗脳されていた私;戯曲『るつぼ』が描いた嘘:アメリカの歴史学会の厚顔無恥な態度;質問を無視したジョーダン・サンド教授;反日運動を煽動
   するグデン教授;反日記者,植村隆氏をアメリカに招待したグラック教授 ほか)

第3章アメリカの「対日歴史観」を正す―中国・韓国の歴史認識との相違点、類似点
  (アメリカが第一次世界大戦に参戦した理由;連邦政府の嘘を暴いた歴史再審論者たち;史上最大の嘘、極東軍事裁判ほか)

第4章日米関係強化に必要なこと―より良好な関係を築くために
  (最近見た日本バッシング;日米同盟以上に重要なアライアンスはあるのか?;日米
   同盟を優先し、国際連合からの離脱を!;シンポジュームによる意見交流の促進 ほか)
おわりに


 

ジェイソン・モーガン(Jason Morgan) 先生のプロフィール
1977年、アメリカ合衆国ルイジアナ州生まれ。
 テネシー大学チャタヌーガ校で歴史学を専攻後、
 名古屋外国語大学、名古屋大学大学院、中国昆明市の雲南大学に留学。

 その後、ハワイ大学の大学院で、東アジア学、特に中国史を専門に研究。
 卒業後は、韓国の慶尚北道英陽郡で英語教師として滞在。
 再び日本に戻り、翻訳に従事。2014~2015年、
 フルブライト研究者として早稲田大学法務研究科で研究。

 2015年4月、一般社団法人日本戦略研究フォーラムの定例シンポジウム
「『歴史戦』をどう闘うか」に登壇し、「ナチス・ドイツと日本帝国は同類か
 ―東京裁判史観が偏向する所以―」と題し日本語で講演。
 欧米社会で定説となっている偏向した歴史認識について糺した。

 2016年、ウィスコンシン大学で博士号を取得。
 一般社団法人日本戦略研究フォーラム研究員を経て、
 2020年4月より麗澤大学国際学部准教授(~現在)。


   

【著書】
『日本の「平和」と憲法改正~トークライブ 今こそ問う!』 ケント・ギルバート、
  伊藤俊幸・河野克俊・石平・兼原信克・アンドリー・ナザレンコ・谷口智彦 共著、
  憲法BlueWave 編 (明成社)23/05
『日本が好きだから言わせてもらいます~グローバリストは日本の敵』
                 (モラロジー道徳教育財団)23/04

『バチカンの狂気~「赤い権力」と手を結ぶキリスト教』共著(ビジネス社)22/12
『私はなぜ靖国神社で頭を垂れるのか』      (方丈社)22/07

『歴史バカの壁 : 日本人とアメリカ人の歴史の誤解という分厚い壁を打ち砕く!』
                         (育鵬社)20/07
『アメリカン・バカデミズム : 「反日」の本丸アメリカを撃て!』(育鵬社)19/09

『アメリカも中国も韓国も反省して日本を見習いなさい』 (育鵬社)18/07
『リベラルに支配されたアメリカの末路 : 日本人愛国者への警告』ワニブックスPLUS新書
                       (ワニブックス)18/02

『日本国憲法は日本人の恥である~米国人歴史学者「目からウロコの改憲論」』
                        (悟空出版)18/01
『アメリカはなぜ日本を見下すのか? ~間違いだらけの「対日歴史観」を正す』
            ワニブックス〈plus〉新書(ワニブックス〉16/09

                               


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